シュレディンガーの妻は元気か。

シュレディンガーの妻は元気か」というマンガがある.

僕はこのマンガが好きだ.

絵はあまりうまくないけれど、なかなか面白い、と僕は思う.

シュレディンガーの妻は元気か 2 (バンブー・コミックス)

シュレディンガーの妻は元気か 2 (バンブー・コミックス)



僕が理系だから面白いと思うだけであって、他の方も面白いと思うかはわからないので、他の方にオススメできないのが難点だが・・・.


このマンガのように、


「理系だから面白いんであって、文系の人とかには面白くないんじゃないか」


という不安にいつも苛まされている.

数学ガール」とか、「哲学的名何か、あと数学とか」とか、森博嗣の小説とか、「理系クン」とか・・・.

「理系クン」をオススメした日には、まるで


「理系男子って魅力的でしょ?」


って言ってるみたいで・・・.


女性を落とす(「落とす」というとまるでダウンロードでもするみたいで嫌いな表現なのだけれど、他に適切な表現が見当たらないので使わせていただく)とき、物の貸し借りや、マンガ・小説等のオススメをした方が話題も広がるし、仲良くなれるもの(らしい)なのだが、僕はこの


「オススメ恐怖症」


によって、なかなかオススメができない.

しかも、数学関連の本とかオススメすると、まるで「頭がいい人アピール」がしたいかのようにも思われそうで嫌だ.

なんでか知らないけれど、数学とか物理学とか、科学って頭がいい人がやるイメージがついちゃっているのが気に食わない.

「頭悪くたって慣れれば少しはできるよ、言語と同じだよ」って思うんだけれど.

僕には漱石の書いた小説を読む方がよっぽど難しいと思う.


意中の相手(文系.しかも数学苦手だった)に何か本をオススメしても大丈夫だろうか・・・.不安ばかりが残る.