シュレディンガーの妻は元気か。
「シュレディンガーの妻は元気か」というマンガがある.
僕はこのマンガが好きだ.
絵はあまりうまくないけれど、なかなか面白い、と僕は思う.
シュレディンガーの妻は元気か (1) (バンブー・コミックス)
- 作者: 中島沙帆子
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2008/08/16
- メディア: コミック
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- 作者: 中島沙帆子
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2009/09/26
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僕が理系だから面白いと思うだけであって、他の方も面白いと思うかはわからないので、他の方にオススメできないのが難点だが・・・.
このマンガのように、
「理系だから面白いんであって、文系の人とかには面白くないんじゃないか」
という不安にいつも苛まされている.
「数学ガール」とか、「哲学的名何か、あと数学とか」とか、森博嗣の小説とか、「理系クン」とか・・・.
「理系クン」をオススメした日には、まるで
「理系男子って魅力的でしょ?」
って言ってるみたいで・・・.
女性を落とす(「落とす」というとまるでダウンロードでもするみたいで嫌いな表現なのだけれど、他に適切な表現が見当たらないので使わせていただく)とき、物の貸し借りや、マンガ・小説等のオススメをした方が話題も広がるし、仲良くなれるもの(らしい)なのだが、僕はこの
「オススメ恐怖症」
によって、なかなかオススメができない.
しかも、数学関連の本とかオススメすると、まるで「頭がいい人アピール」がしたいかのようにも思われそうで嫌だ.
なんでか知らないけれど、数学とか物理学とか、科学って頭がいい人がやるイメージがついちゃっているのが気に食わない.
「頭悪くたって慣れれば少しはできるよ、言語と同じだよ」って思うんだけれど.
僕には漱石の書いた小説を読む方がよっぽど難しいと思う.
意中の相手(文系.しかも数学苦手だった)に何か本をオススメしても大丈夫だろうか・・・.不安ばかりが残る.